AMOS ANANDA
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からむし織 & 丹後ちりめん

AMOS ANANDAは、高級感と実用性を兼ね備えたディテールをもつ、メンズウェアとユニセックスのハイストリートウェアを展開するブランドです。

彼は、「普通を超えることを選択すること」をモットーとし、衣服の新しいビジョンを創るために、コレクションを発表しています。2016年にはパリでコレクションの発表をしました。

「からむし」はイラクサ科の多年草で、奈良時代に越後にもたらされて以降、盛んに栽培されていました。

「からむし織」は、通気性・吸湿性に富み、織り上げられた布は軽くしなやかで、独特のハリがもたらす涼しい着心地が特徴です。

明治時代に入り、大量生産のできる機械化・工業化に伴い、手頃な価格の科学繊維が普及し、からむしの存在はどんどん薄れていきました。しかし、環境問題が深刻な現代において、全てが自然である「からむし」が見直されています。

丹後ちりめんとは、京都府・丹後地方で緯糸に強撚糸を使用して織られ、丹後で精練加工を経ることで生地表面にシボと呼ばれる凹凸が生まれる、後染め織物の総称です。

丹後は1300年以上前から絹織物の産地でした。享保年間、絹屋佐平治が京都西陣からちりめん織りの技術を持ち帰り、独特の「シボ（生地の凹凸）」を持ったちりめんの生産に成功したことが、丹後ちりめんの始まりとなりました。その後、丹後地方は日本一のちりめん産地に発展しました。